SEIKO

  • twitter
  • facebook

SEIKO SINCE 1881 The Artisan of Time 時の技

The Artisans

セイコーの時計は、「人」がつくっています。「製作過程」や「職人のものづくりへの想い」を通じて、
一人ひとりが品質を大切に考え、ものづくりに取り組む姿をご紹介します。

Story・05

グランドセイコー ヘリテージコレクション
デザインの系譜

ウオッチデザイナー
小杉 修弘(こすぎのぶひろ)

「腕時計の世界最高峰」を目指して、1960年に誕生したグランドセイコー。以来、高精度を追い求めながら、格調高雅な美しさを兼ね備えた腕時計の数々を半世紀以上に渡って、世に送り出してきた。その主軸である「ヘリテージコレクション」において、1998年に誕生したキャリバー9Sを搭載した「9S5シリーズ」から、2018年、キャリバー9S 20周年を記念して発売された新デザインに至るまで、歴史に名を刻むデザインを手掛けてきたウオッチデザイナー。グランドセイコーの新境地を拓くべく、先進加工技術と職人の融合で、より高精度な時計づくりを目指す。

Story・04

みずみずしい艶やかさと美しい色合いを保ち続ける
「琺瑯ダイヤル」

琺瑯職人
横澤 満氏(よこさわみつる)

40余年以上、ほうろうに携わり続ける名匠にして、「琺瑯ダイヤル」の第一人者であり、繊細に作り込まれるダイヤルに、ほうろうを施すことができる日本で数少ない職人。1913年に生まれた国産初の腕時計「ローレル」にも使われた琺瑯ダイヤルは、独特の柔らかい光沢感と温かみのある質感により、みずみずしい艶やかさと美しい色合いを保ち続け、持つ人の目を楽しませる。豊富なノウハウの蓄積により、塗布面の厚さ、わずか0.01mm刻みの仕上がりを見抜く眼力と熟練の技を兼ね備えた匠が、一点一点手塗りで仕上げる「プレザージュ」の琺瑯ダイヤルは、珠玉の逸品。

Story・03

時を越え、セイコーの技術力を体現し続ける
時計組立師

マイクロアーティスト工房 組立師
中澤 義房(なかざわよしふさ)

入社以来、一貫して腕時計の組立調整業務に携わり、とりわけ熟練技能を要する高級組立の分野においては、第一人者として品質追求、組立技術の確立に寄与し、後進の指導育成にも力を注いできた。クオーツ時計世界最薄ムーブメントの専任組立者であり、2006年3月のバーゼルワールドで発表された630部品からなる超複雑機構時計「スプリングドライブ・ソヌリ」では、日本国内唯一の組立調整師として、国内外から高い注目を浴びた。1981年技能五輪国際大会の時計修理部門で世界1位に輝く。2015年秋の褒章において、黄綬褒章を受章。

Story・02

日本が誇る蒔絵の精緻な技術で花開く、
伝統美の極み

漆芸家
田村 一舟氏(たむらいっしゅう)

加賀蒔絵師・清瀬一光に師事し、金沢に伝わる伝統蒔絵「加賀蒔絵」を習得後、世界に類を見ない独自の細密技法を生み出した日本屈指の漆芸家。漆器のみならず、極めて緻密な技術を駆使した加賀蒔絵は、高級万年筆や腕時計にもあしらわれており、その唯一無二の美しさを誇る伝統美は、世界的に高い評価を受けている。「漆塗り」をダイヤルに採用した「プレザージュ」のダイヤルは、同氏の審美眼、そして、脈々と受け継がれてきた伝統技法と、現代の製造技術の革新的な融合により実現した優雅で美しいモデル。

Story・01

七つの宝石ほど美しい焼き物
「七宝」が誘う美しき世界

七宝ダイヤル施釉師
戸谷 航氏(とたにわたる)

「釉薬差し」という尾張七宝の最大の特徴であり、重要な工程を担う施釉師。
花瓶をはじめ、一般的な七宝製品の厚みが約1.0~1.5cmであるところ、「クレドール」の七宝ダイヤルは、わずか0.3cm。その極めて小さな世界の中に、独特の奥行きと深みのあるグラデーションを精緻に施すことができる比類なき職人。
真珠や瑠璃など、仏教典にある七つの宝物に比肩するほど美しいことから、「七宝」という名が付けられたといわれるように、その美しさは見る者を果てしなく魅了する。