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機械式時計のしくみ

機械式時計はどうしてクオーツ時計より進みや遅れが大きく、数日で止まるの?
ぜんまいや、てんぷなどクオーツ時計とはまったく異なる仕組みを持っているからです。
ぜんまいの巻き上げ

機種によって異なりますが、機械式時計のぜんまいを完全に巻き上げるには、りゅうずを40~50回程度回します。(りゅうず 1 回転は 360°回転することを意味します。) ぜんまいが完全に巻き上げられている状態だと、一般的に約40~50時間動きます。(72時間動くものもあります)

自動巻きの場合は腕を動かすことでぜんまいが巻き上がるので、動かす量が少なければ約40~50時間動かずに止まってしまうことがあります。
ぜんまいの巻き方

ぜんまいを巻くにはりゅうずを右方向(12時方向)にゆっくり回してください。左方向(6時方向)ではぜんまいは巻き上がりません。

止まっている時計をお使いになるときは、手巻き式であればりゅうずを40回以上回して十分にぜんまいを巻き上げ、自動巻き+手巻き式であればりゅうずを20回ぐらい回してぜんまいを巻き上げてから腕に携帯してください。
自動巻き式のみの場合は、時計をしっかりと手に持ち、振り幅10cm程度、1秒あたり2往復で10分程度振ってから腕に携帯してください。

現在販売されている機械式時計はぜんまいの巻き上げが完了してもりゅうずを回すことはできますが、ぜんまいを切ってしまう心配はありません。
機械式時計のしくみ
機械式時計の精度はてんぷで決まる

機械式時計はぜんまいの力を動力にして、てんぷ(コマのような形をした部品)が1秒間に、3、4回の規則正しい往復回転運動をすることで時を刻んでいます。

てんぷに取り付けられたひげぜんまいが右回りと左回りを繰り返しながら同じ周期で往復回転運動を続けます。その往復回転運動をアンクル→がんぎ車へと伝え、針を動かしていきます。

調速機構で速度管理

巻き上げられたぜんまいのほどけようとする力が歯車に伝わり針が回りますが、そのままでは猛スピードで針が回り、正しい時刻を刻むことができません。

そこで「調速機構」を使って正しい時刻を刻むよう歯車の回転を調節します。

※裏ぶた側からみた機械式時計のしくみ
   

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