

2008年10月23日(木)、アメリカ在住のゲームデザイナーであるリチャード・ギャリオット氏が搭乗した宇宙船SOYUZ TMA-13が、二人のロシア人宇宙飛行士Oleg Kononenko氏、Sergei Volkov氏とともに、無事、宇宙から帰還し、ロシア・カザフスタンの大草原に着陸しました。
父と子の二代にわたって宇宙へ行ったリチャード・ギャリオット氏とは?
この宇宙船は、2008年10月12日(日)、史上6人目の民間人として宇宙への冒険に旅立ったリチャード・ギャリオット氏を乗せて、カザフスタンのバイコヌール宇宙センターより打ち上げられたもので、10月14日(火)に国際宇宙ステーションに到達しました。
ギャリオット氏は、宇宙での滞在の間に、NASA(アメリカ航空宇宙局)やESA(ヨーロッパ宇宙機関)のための様々な科学実験を行なうとともに、NASAの通信回線を使って世界中の学生たちと対話するなどの教育支援活動を行ないました。
今回の約10日間にわたるミッションの間、ギャリオット氏は<セイコー スプリングドライブ スペースウォーク>をずっと着用していました。スペースウォークは、今回のミッションの期間中、一度もぜんまいを手で巻き上げる必要なく正確に動き続け、無重力空間においても自動巻としての優れた性能を発揮しました。
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国際宇宙ステーション内で <セイコー スプリングドライブ スペースウォーク>を着用するリチャード・ギャリオット氏 |
スペースウォークについて、ギャリオット氏は、次のように賞賛しています。
「<セイコー スプリングドライブ スペースウォーク>は、飛行前の訓練に始まり、実際の宇宙飛行の間に至るまで、見事にその役割を果たしました。例えば、訓練中で最も過酷な、9Gもの重力のかかる訓練においても、一緒に着けていた他社のウオッチのように壊れてしまうことなく、完璧に作動し、その性能をいかんなく発揮しました。私は、今回スペースウォークを使うことができたことを大変誇りに思っております。」
そして、宇宙からの帰還の際、ギャリオット氏は、次のように述べました。
「今回のミッションによって、私の父が35年前に行なった宇宙飛行を追体験するという生涯の夢をかなえることができました。親子二代にわたって宇宙へ行った初めてのアメリカ人となったことも名誉あることです。また、今回、宇宙に滞在する間、様々な科学実験や環境調査を行なう機会に恵まれましたが、何よりもやりがいのあったことは、学生たちと対話ができたことでした。」
「宇宙飛行士の家に育った私は、誰もが宇宙へ行くことのできる可能性を強く信じてきました。そして今回、私はそれを実現できたのです。私は今回の冒険を通じて、人は努力と忍耐をもってすれば、どんな夢でもかなえることができる、ということを伝えたいと思います。」
私たちセイコーウオッチは、今回のギャリオット氏の偉大な業績を称えるとともに、ギャリオット氏と、彼の夢の実現を支えたスペース・アドベンチャーズ社に感謝いたします。
ギャリオット氏の公式サイト:http://www.richardinspace.com/
■スペース・アドベンチャーズ社について
スペース・アドベンチャーズ社は、世界で初めて民間人の宇宙飛行を手配した会社で、本社所在地はバージニア州ビエナ。モスクワにオフィスを持ち、国際宇宙ステーションと月への宇宙飛行派遣、無重力状態での飛行、宇宙飛行士トレーニング、宇宙飛行の資格認定プログラム、将来的な軌道外飛行船の予約などの幅広いプログラムを提供しています。
リチャード・ギャリオット氏は、地球に帰還する際に2個のスペースウォークを国際宇宙ステーションに残しました。その2ヶ月後の2008年12月23日、ロシア人の宇宙飛行士Yuri Lonchakovが、スペースウォークを両腕に着用して5時間38分にわたる宇宙船外活動(EVA)を行ない、宇宙空間でスペースウォークが正常に作動するかテストしました。その間、スペースウォークは、無重力状態や急激な温度変化、強い放射線にさらされながらも、正確な時間を表示し、ストップウオッチも完璧に作動しました。
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宇宙船外活動に関するロシアRSC Energia社からの報告 |