
実際のレースにおいて完走をめざすためには、「自分のペースをつかむこと」大切です。
今回は自分のペースを保ちながら、第二回で解説した「ゆっくりランニング」の距離を伸ばすことから、ペースをあげた“しっかりランニング”へとトレーニングをすすめていきましょう。
これまでのトレーニングの歩みをおさらいしてみます。
私は「誰でもムリなく続けられる」ことを念頭においてトレーニング方法を考えています。
ここまでのトレーニングを着実にこなすことができたら、次のトレーニングに進みましょう。
ゆっくりランニングのペースで走る距離を延ばしましょう。
みなさんの身体はここまでのトレーニングによって、走ることに慣れてきたことと思います。次のステップは、これまでの1km/10分のペースを維持しながら、走る距離を延ばしましょう。目標は6km。1時間で6kmを走ります。トレーニングのやり方は、いきなり6kmを目指すのではなく、3kmから4km、そして5kmと、無理をせず少しずつ未知の領域に踏み込んでいってください。
ここで大切にしたいことは呼吸のリズムです。
呼吸が乱れることは、ペースのコントロールが上手くいかずそのペースが自分に合っていないことのサインです。ゆっくりランニングのペースを維持してください。
呼吸のリズムは「スゥ(吸う)、スゥ(吸う)」、「ハッ(吐く)、ハッ(吐く)」というように意識して、ゆっくり走りましょう。
走るリズムをつかみきれないときは、ストライドが広くなってしまっていたり、腕の振りが速くなりすぎたりすることが原因です。このようなときは一度立ち止まって、その場足踏みをして「速いリズムと小さい動き」をもう一度確かめましょう。
ペースに見合ったピッチ(リズム)と体の動き(ストライド)をマスターしておくとこれからのランニングにとても役立ちます。










