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世界で初めてクオーツ式腕時計を世に送り出したSEIKOが時計の理想像を真摯に問い続け、
持てる技術の蓄積をすべて盛り込むことで生まれた、クオーツの常識を超えたクオーツ。
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通常のクオーツの秒針は1秒に1ステップ動きますが、9Fクオーツの秒針は1秒に2ステップ動いています。 これは、通常のクオーツより太い針を回すための高い駆動力と省エネルギーを両立させるために、効率良く1秒間に2回の信号を送るツインパルス制御モーターを搭載しているからです。 |
これにより9Fクオーツは従来クオーツの約2倍の駆動力を持ちながら、電池寿命は約3年が可能となりました。 もちろん、この2回のステップのリズムは肉眼では認識できず、1回のステップに見えます。 |
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時計の針を動かす歯車も「遊び(バックラッシュ)」がなければ回転できません。 しかしその「遊び」が秒針の震えの原因になります。 |
そこで9Fクオーツでは、機械式時計の心臓部を構成するひげぜんまいを備えた歯車を、秒針の動きを司る歯車につなげ、ぜんまいのバネの作動で「遊び」を極限まで減らし、秒針の的確で美しい動きを実現しました。 |
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従来のクオーツは、カレンダーの切換えに4〜6時間かかりますが、これでは日付と日付の間の空白な部分を表示することになり、正確な表示ではありません。そこで9Fクオーツの場合は、1/2000秒で瞬時にカレンダーを切り替える瞬間日送り機構を開発しました。 分針の動きと連動する日回し歯車の回転にしたがって、日回し歯車と連動する瞬間日送りカムも回転し、瞬間日送りレバーというバネをたわめ瞬間日送りカムがある一定の位置まで達すると、瞬間日送りレバーのたわみが開放され、バネの力で瞬間的にカレンダーを送るというものです。 |
この切換えの瞬間を午前0時に合わせ込む作業は、熟練した組立職人の手作業によるものですが、午前0時を指す前にカレンダーが切り替わることのないよう、基準として、午前0時〜5分の間に設定しています。 |
| 9Fクオーツの心臓部であるローターには、高気密の組み合わせ軸受けという構造を採用しています。このことによって、電池交換などで裏ブタを開けた際のローター部への埃の侵入を防ぐとともに、軸受けにある潤滑油の油切れを防ぐ(理論的には50年間の保油性があります)ことを実現しました。 | 高精度クオーツとしての性能を長期間保つための工夫です。 |
| 秒針は1日に文字板上を1,440周も回りますし、分針は1日に24周回ります。したがって、時・分・秒の3本の針の動きが互いの針に影響させないようにしなければ、正確な時刻を指し示すことはできません。 | 9Fクオーツはこの点にこだわり、3本の針を取り付ける軸が互いに干渉し合わないように、独立した構造になっていますので、それぞれの針の動きが他の針に影響を与えることなく滑らかな動きを実現しました。 |






