

グランドセイコーでダイバーズウオッチ・・・果たして実現可能なのだろうか?
グランドセイコーというセイコーの最高峰ブランドにおいて、最高の実用性を極める上でダイバーズウオッチの開発は避けて通れない道であることは承知していました。
しかし、セイコーが国産初のダイバーズウオッチを開発してから既に40年以上。脈々と継承された技術やノウハウを用いて、世界中で最も信頼されるダイバーズウオッチを供給し続けてきた歴史に、グランドセイコーが目指す最高の実用時計の歴史を加えることは、並大抵のことでは無いことは明白でした。
まずは潜って知ろう。
そう考え、実際にダイビングを行いました。
ダイバーズウオッチを幾つも携え、両腕にそれらを着けて潜り、景色そっちのけで時計とにらめっこしている姿は周りから見ればさぞかし滑稽だっただろうと思います。しかし、何度か潜っているうちに、これは外せないと感じるポイントが、体感として蓄積されてきました。
さらに、プロフェッショナルダイバーの方の経験をお伺いする中でも、印象に残ったポイントが幾つかあり、開発に活かせるのでは、という想いが次第に高まってきました。
ところが、いざデザインするとなると、どういった環境でも信頼出来ること、美しく見えること、さらにメンテナンス性を確保することは、腕時計という小さな世界では相反する要素となり、すべてを実現し得るものに到達するまでには、非常に困難を極めました。
例えば、ダイヤル一つをとってみても、一体で出来ていない(別パーツで出来ている)ものはいつか外れる危険性があります。
インデックスが文字板と一体のものよりも、別パーツのインデックスを植えてあるものの方が、外観的には圧倒的に高級感を出すことが出来ます。
しかし、時計としての美しさを求めるからと言って、簡単にはダイバーズウオッチに別パーツの金属のインデックスを植えられません。
信頼感がある造形を作りつつ、美しい造形にすることの難しさを実感しました。
これらの問題を、技術者との協力によって、新しい製造方法、新しい構造を用いることでひとつひとつ克服していきました。
まずはダイヤルです。
何分経過したかということが明確に分かるように、針は分針が一番目立つようにし、水中でも時針、分針、秒針が瞬時に見分けられるようにデザインしています。また、大きな面積を確保するため、グランドセイコーでは初めて軽量なチタンの針を採用しました。これによって分針を大きく、かつ先端が回転ベゼルに極力近くなるようにしています。
インデックスは、グランドセイコーの厳格な基準をクリアしつつ、セイコーのダイバーズウオッチとしては初めて、一体式ではなく全個所植えインデックスとしました。これによって水上での使用や普段使いにおいても時計としての美しさをグランドセイコーレベルで確保することができました。これは全個所のカシメ、全個所の検査という手のかかる手法が実現出来た為です。
インデックスそのものの形状も、水中における瞬時の視認性を十分に確保する為、12時位置、6時位置,9時位置、その他8か所を全て最も単純な図形で作り分けています。
また、回転ベゼルについては、その表示板に傷がついた時には表示板単体で交換出来るよう、新規構造で分解交換が可能な構造に仕上げています。
グランドセイコーのダイバーズウオッチ。ダイバーズウオッチとしての絶対的な信頼感とグランドセイコーに求められる最高レベルの美しさ。両立困難な二つの命題を実現したとき、更に新たな可能性がグランドセイコーの前に開けたと思います。
スプリングドライブムーブメントは機械式ムーブメントと同様にぜんまいのほどける力で針を動かしながら、衝撃の影響を受けやすい部品である「てんぷ」を持っていません。また、平均月差±15秒(日差±1秒相当)という高精度や、最大に巻き上げれば約72時間持続するというロングパワーリザーブは、大きな信頼感を与えてくれます。
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40年以上に亘って進化を続け、真のダイバーズウオッチを追求してきたセイコーダイバーズウオッチ独自の視認性に優れるダイヤルデザインを継承。さらにセイコーのダイバーズウオッチとしては初めて、ダイヤルと一体式ではなく全個所植え式のルミブライトつきインデックスを実現しました。
通常のグランドセイコーと同じ高さのあるインデックスを使用し、面カットを施すことで、視認性と高級感を兼ね備えたダイヤルを実現。職人の手作業と高度な管理のもとに強固に固定することで耐衝撃性への信頼感を高めています。 また、時分針には軽量なチタンを採用することで、最大限に長くて太い形状を実現し、高い視認性を確保しました。 |
ダイバーズウオッチは過酷な環境のもとで使用されます。JIS規格やISO規格が要求する耐衝撃性能をクリアしているといっても、メンテナンスは欠かせません。グランドセイコースプリングドライブダイバーズウオッチでは、回転ベゼルが分解できる構造となっており、各部品ごとの修理や交換が可能なため、長期間でのメンテナンス性に優れています。
また、損傷を受けやすいりゅうず周りの部品である巻真パイプは胴に接着されておらず、着脱可能な構造になっています。長期的な品質の安定とアフターサービスに配慮して採用された構造です。 |
ダイバーズウオッチであるからにはダイビング時に使用するのが前提ですが、ダイビング以外の時でもその腕に似合うよう、1960年代後半に確立し、グランドセイコーに受け継がれてきた「セイコースタイル」のデザインを取り入れて応用し、信頼感がありながら美しいデザインを開発しました。
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1965年に国産初のダイバーズウオッチを発売してから40年以上に亘って蓄積してきた世界最高レベルのダイバーズウオッチの技術と、1960年の誕生以来最高の実用時計を目指し続けてきたグランドセイコーの歴史がひとつになりました。過酷な環境下で進化してきたSEIKOのダイバーズウオッチの比類なき技術とスプリングドライブの高い信頼性とが融合し、正に実用時計の頂点へと駆け登るモデルの誕生です。
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スプリングドライブ ダイバーズウオッチをムービーでお楽しみください。 ※ご覧いただくにはAdobe Flash Playerが必要です。 |


