

120余年に及ぶ時計づくりの歴史が辿り着いた真価。
熟練された技術者によって一つ一つ丁寧に作り出されるメカニカルウオッチは、現代の男心をくすぐる一つのカタチへと進化している。
1969年、世界初のクオーツウオッチが発表されたのと同じ年、SEIKOはもうひとつの「革新」を発表しました。手巻ではなく、自動巻によるメカニカル クロノグラフです。SEIKO独自の巻上機構である「マジックレバー」は、回転錘が左右どちらに回ってもぜんまいが巻き上がります。巻上効率はもとより、シンプルな構造のため、ムーブメント自体を薄くつくることができます。
そして、このブライツ フェニックスのメカニカルウオッチは、120余年に及ぶSEIKOの時計づくりの伝統と先進テクノロジーの融合、『雫石高級時計工房』で組み立てられます。ここでは「現代の名工」をはじめ、選りすぐりの時計技能士たちが高級メカニカルウオッチを手がけています。
開発思想は「日本人の腕に合うクロノグラフ」。部品のレイアウトを最適化し、小さく、薄く、長時間持続を実現させる。SEIKOは、クオーツだけではありません。メカニカルウオッチを極め、ぜんまいをはじめとする部品の製造から最終組み立てまで、自社で一貫しておこなってきたSEIKOだからこそできた、オンリーワンムーブメントです。
メカニカル クロノグラフキャリバー「6S28」では、時計部分とクロノグラフ部分の動力の伝達をおこなう“クロノグラフの心臓部”に、ムーブメントの薄型化にすぐれた「スイングピニオン」と呼ばれる方式を採用しています。同時に、クロノグラフならではのボタンの軽快で確実な押し心地や操作性にもこだわり、「ピラーホイール」と呼ばれる作動方式を採用しました。
クロノグラフ専用ムーブメントとして開発された6S系ムーブメント。なかでも、このキャリバー6S37は各部品のレイアウトを最適化し、世界でも最小クラスを誇るサイズを実現しながらも、パワーリザーブ表示機能を搭載。さらに、日差+15秒~-10秒という高精度で、約50時間という長時間持続を実現している点など、高級機械式クロノグラフの証といってもいいだろう。
より正確で信頼性の高い時間計測を目指して開発されたクロノグラフ ムーブメント、キャリバー8R28。ストップウオッチの作動方式には「ピラーホイール」方式を、伝達方式には「垂直クラッチ」方式を採用した、本格的な高級機械式クロノグラフ。ストップウオッチの帰零構造には、「三叉ハンマー」という新開発のオリジナルパーツを採用するなど、耐久性にも配慮している。また、すばやく日付表示が変わる「セミ瞬間日送り機構」を採用している点なども見逃せない。



メカニカル キャリバー「8L35」は、約50時間の長持続を実現したぜんまいや高性能の動力伝達機構、安定性の高いてんぷなど、プロフェッショナルダイバーのヘビーユースにも対応できる強靭さを持った、三針カレンダー付き高級・高精度ムーブメント。回転錐や受け部に施された仕上げが工芸的な美しさを醸成しており、ムーブメントの外観にもこだわっている。
