



SEIKO独自の自動巻き発電式クオーツ「キネティック」を搭載。時計を着けている時の腕の自然な動きにより、発電及び充電を行い駆動します。
また、パワーセーブ及び自動時刻復帰が可能な「オートリレー」機能を採用。腕から外して約24時間放置すると、カレンダーを除く、時・分・秒針が自動的に停止しエネルギー消費を最小限に抑えます。フル充電の場合、最長4年間はパワーセーブモードから自動復帰可能です。
カレンダー情報を見やすく表示するとともに、複雑機械式時計を感じさせる特徴的な文字板デザインです。 12時位置には、日付の二桁が別々に切り替わる方式の大きな日付表示を装備。6時位置には指針式の月表示、9時位置では、うるう年からの経過年数を表示します。
また、「パーぺチュアルカレンダー」機能により、大の月、小の月、うるう年に関わらず、正しい日付を表示します。時・分・秒針が停止している間もカレンダーを送りつづけるので、パワーセーブモードから時刻復帰した時も正しい日時を表示します。
キネティック パーペチュアルには発電用・秒針駆動用・時分針駆動用の3つのコイル(モーター)と回転錘があります。カレンダー駆動用にさらにコイル式のモーター(電磁モーター)を追加することは、腕時計としての限られたスペース内では非常に困難でした。そこで、セイコーエプソンのインクジェットプリンターのヘッド等に使われている薄型高出力の「圧電素子(ピエゾ)」を利用した薄型超音波モーターを開発し、カレンダー駆動用モーターとして文字板下に収納することで、コンパクトなムーブメントが誕生しました。この超音波モーターは、薄型ながらも一般的な電磁モーターの100倍以上の高いトルクを持っており、クオーツ式では世界でも類を見ない大きな日付表示(ビッグカレンダー)が実現しました。
キネティック パーペチュアルは腕の動きで発電した電力を二次電池に蓄えて時計を駆動するシステムです。フル充電の時も、充電量が少ない時もあるので二次電池から取り出せる電圧は一定ではありません。このような条件下で時計はもちろんのこと繊細な超音波モーターを安定して正確に動かすために、数多くのSEIKO独自のテクノロジーが詰め込まれています。
カレンダーの動力である超音波モーターには最先端の技術が生かされています。大の月、小の月、うるう年などのある不規則な暦どおりにカレンダーを表示する輪列(歯車の組み合わせ)にはメカ式複雑多機能時計と同じような構造を採用しており、カレンダーだけで90以上もの部品が使われています。さらに「ゼネバ機構」を3層の制御用歯車などに用いるなど、マイクロメカトロニクスのノウハウが惜しみなく投入されています。
※ゼネバ機構:連続駆動を間欠駆動に変換する機構のこと。歯車同士の組み合わせで実現させるため、歯車の加工に非常に高い精度が要求され ます。
大の月、小の月、うるう年などを検出し、そのとおりにカレンダーを動かすように指令している、カレンダー駆動ICのいわば「目」となっているのが「フォトセンサー」や、歯車の動きを電気的接触で検出する「電気接点」です。フォトセンサーは、セイコー電波時計における「針位置自動修正機能」や、セイコーエプソンのプリンターにおける紙送り位置の検出においても「目」として使用されています。カレンダーの輪列周りには4個のフォトセンサーと、4箇所の電気接点が用いられており、これにより正確な日・月・年を表示する仕組みです。

時・分・秒針が停止するパワーセーブモードから、時計に振動を与えると、高速で時・分針が回転し、秒単位まで現在時刻へ自動時刻復帰する様子をご覧いただけます。

2月28日からフルオートで、ビッグカレンダー、月表示針が動き、3月1日に変わる様子をご覧いただけます。
[ビッグカレンダー/28→01]
[月表示/FEB→・(MAR) ]
※通常の運針状態では、23:30~0:30の間に、日付が切替わります。

12月31日から、ビッグカレンダー、年表示板、月表示針が動き、1月1日に変わる様子をご覧いただけます。
[ビッグカレンダー/31→01]
[年表示版/L.Y.→+1]
[月表示/DEC→・(JAN)]