



キネティック オートリレーは腕の動きで発電した電力を二次電池に蓄えて時計を駆動するシステムです。フル充電の時も、充電量が少ない時もあるので二次電池から取り出せる電圧は一定ではありません。このような条件下で時計はもちろんのこと繊細な超音波モーターを安定して正確に動かすために、数多くのSEIKO独自のテクノロジーが詰め込まれています。

カレンダーの動力である超音波モーターには最先端の技術が生かされています。大の月、小の月、うるう年などのある不規則な暦どおりにカレンダーを表示する輪列(歯車の組み合わせ)にはメカ式複雑多機能時計と同じような構造を採用しており、カレンダーだけで90以上もの部品が使われています。さらに「ゼネバ機構」を3層の制御用歯車などに用いるなど、マイクロメカトロニクスのノウハウが惜しみなく投入されています。
※ゼネバ機構:連続駆動を間欠駆動に変換する機構のこと。歯車同士の組み合わせで実現させるため、歯車の加工に非常に高い精度が要求されます。
